Thoughts at 3AM.

記憶の補完

そろそろアイスコーヒーがツラい

 

 

さむい。

 

 

秋すっ飛ばして冬が来たんじゃないかな、これ。


今年の夏はなんだか夏休み通りに終わってしまいそうで、嬉しいやら悲しいやら。

 

毎年毎年、夏はあとちょっと、ってところで終わってしまう。

 

「あ、そういえば今年プール行ってねーわ」とか「けっきょく納涼船いけなかったわ〜、つらたん」

みたいな悲痛な叫びが今年もツイッターで散見される。

 

 

わかる、わかるよその気持ち。

 

人間は戻れない場所や、遠くへ行ってしまった事柄を過剰に美化する習性がある。

 

時間が経つと、グレーのシャツに汗染みつくって恥かいたこととか、薄着のために必死にムダ毛を処理した時間とかマイナスの事柄を自分の思い通りにまるっと忘れて全部いい思い出に作り変えてしてしまう。

 

小学校ときはめっちゃ楽しかったわ、夏はプール行って冷えたスイカ食べて蚊取り線香焚いて寝てラジオ体操してみたいなのも、小学生の不自由さとか面倒くささを忘れてるだけだ。


小学生の頃の自分に会えたら、きっと「夏休みつまんない、早く大人になりたい」って言うはずだ。


元カレは良かった〜とか、昭和はもっと輝いてたとか。

みーんなこれに当てはまる。

 

現実から目を背けて、最もあやふやで数値化できない自分の記憶に頼って るだけ。

 

記憶には勝てない、早めに降参したほうがいい。



ここまでノリノリで書ききったけど、結局何が書きたかったんだっけ。

アイスコーヒー飲んだら見事に眠れなくなったんだけど、4じだからそろそろ寝なくちゃ、予定もあるし。

 

 

 

ツイッターの自己紹介欄けっこう気に入ってたんだけど季節に応じたものに変えなきゃ 

 

 

 

ヒマの過ごし方

 
 
夜勤明けの土曜とか、久しぶりに丸一日空いた休日をネットサーフィンと昼寝で過ごしてしまうことが有る。良くある。めちゃめちゃある。


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休日の過ごし方として時間を気にせずネットサーフィンをすることも足りない睡眠を補う昼寝も素晴らしいことだろうし、朝からジムに行って昼は友達と買い物、夜は集まって酒を飲むって具合のハードスケジュールもめちゃめちゃ良い過ごし方だと思う、僕自身両方好きだ。

だけど世間一般には後者の方が充実してる、同じ休日として優れているみたいな考え方が蔓延しているように思える。特に、InstagramTwitterのようなSNSの普及で自分の日常を切り出して不特定多数の他者にアピールできるようになったことがこの風潮に拍車をかけ、日がなダラダラしていた1日を口に出すことが息苦しいような気持ちになることもしばしば。


一番いけないのは、ダラダラしている休日を引け目を感じながら過ごすことだ。


BBQやカラーラン、フェスや夏祭りにクーラーの効いた部屋でタオルケットに包まりながら無限にスクロールするまとめサイトが負けてるわけじゃない。


妹に「引きこもり!」と揶揄されても、昼寝中勝手にクーラーを切られても決して挫けない鉄の心を持とう。


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スチャダラパー / ヒマの過ごし方


久しぶり




五限をサボって今日提出のレポートを書いていた。


二時間を過ぎた頃にようやく半分あたりまで仕上がったので、残りは家でやろうと荷物をまとめて外に出た。

群青色の空を期待していた反面、やけに明るい空が目に入って拍子抜けした。


ついこないだまで課題の為に居残りをすれば、頭上高く月が出ていて「何かを成し遂げた」気にさせてくれたのだが、ずいぶんと日の長くなった6月は違った。

一番星も探せないような空が二時間程度で根負けした僕を指差して笑っているような気がした。


バックパックを乱暴におろし、PCルームの椅子に再びどっかりと腰掛けた。
再度要求されるパスワード、何故か二回間違える。

それから30分ほど残ったのだが結局レポートは仕上がらなかった。
あの野郎こんな課題を毎週出しやがってハゲちまえ、と思ったが教授の頭はとうに禿げ上がっていることを思い出した。


荷物を背負い直して吸い込まれるように図書館に入った。何度も入っているはずなのに学生証を通すところで毎回のようにもたつく。先日はクレジットカードを通して見事に阻まれた、機械もビックリしただろうな、と自分でも笑った。

手持ちの本を読む気にもなれなかったので雑誌を物色し始めた。いつも立ち読みするTRANSITの離島特集を手に取る。

気になったフレーズをメモしつつ読み進めるいつものパターン。図書館に人があまりいないことが何よりも嬉しい。

読み終わった雑誌を棚に戻して、正門を目指す。外はサークル終わりの学生でにわかに賑わっていた。当然ながら知り合いの影はなく、肩を落とした、仕方なく手を絡ませて歩くカップルの背中を睨みつけながら帰った。

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池袋のホームで熾烈な座席争いを見た。働き盛りのサラリーマンと壮年の男性。二つの座席の上でオッサン同士のケツがぶつかり合う、お互いにバツの悪そうな顔をしたあと、言葉も交わさずにそのまま座席に収まった。最初から二人分あるのだから争う必要なんか全くなかったのに、と椅子取りゲームに勝利した僕は思う。

そんな中、ゆったりと吊革につかまったサラリーマンがいた。

手首に留まったIWCポルトギーゼ、きっと降りる駅も近いんだろう。やっぱり余裕がある男は違うな、と痛感した。

誰のためにつけられているかわからない冷房の中で揺られること約一時間。
やっと電車から降りられた。


エスカレータを下る疲れ切ったサラリーマンの横をすりぬけた。去年から履いている白いスニーカーは軽やかに段差を駆け下る。

外に出た。

月は雲に隠れて見えなかった。

谷川俊太郎 うつむく青年

 

 

 谷川俊太郎 「うつむく青年」

  うつむいて
  うつむくことで
  君は私に問いかける
  私が何に命を賭けているかを
  よれよれのレインコートと
  ポケットからはみ出したカレーパンと
  まっすぐな矢のような魂と
  それしか持ってない者の烈しさで
  それしか持とうとしない者の気軽さで

  うつむいて
  うつむくことで
  君は自分を主張する
  君が何に命を賭けているかを
  そる必要もないまばらな不精ひげと
  子どものように細く汚れた首すじと
  鉛よりも重い現在と
  そんな形に自分で自分を追いつめて
  そんな夢に自分で自分を組織して

  うつむけば
  うつむくことで
  君は私に否という
  否という君の言葉は聞こえないが
  否という君の存在は私に見える

  うつむいて
  うつむくことで
  君は生へと一歩踏み出す
  初夏の陽はけやきの老樹に射していて
  初夏の陽は君の頬にも射していて
  君はそれに否とはいわない

 

 

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買った。the secret life of walter mitty も借りた。

 

この頃[日曜定点観測20150405〜12]


あいさつ

大学が始まった。

通ってない期間が2ヶ月もあると大学のシステム上は問題はないのだけど、学費を払ってもらっているくせに大学に行って勉強することもない自分が両親に飯を食わせてもらっていることがなんだか無性に心苦しく、誰に言われるでもなく毎日のように家事の手伝いをしていた。

それをすると自分がこの家に存在していいような、みんなから認められたような気持ちがしてよく眠れた。


エピソード

フランス語Ⅲがガチすぎる、気合い入れて勉強しないと。
抽選外れたら嫌だなあ



読書



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旧字体は難しくっていけない。

文通を元にしたものだから季節の挨拶やら何やらで、手紙を書くときに参考になるような句がたくさん見られて嬉しい。


おわりに

写真の現像に行かないと




松岡モナ可愛いよね[日曜定点観測20150329〜0405]

あいさつ


こんな画像いつ保存したんだ

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読書

バイト先の事務所で毎日雑誌ばっかり読んでる。出版物の年齢や性別問わずがむしゃらに読み漁ってると、自分の好きな人が意外な雑誌でコラムを書いていたり、特集をされていたりして思わぬ発見が多い、言うなればデジャブのようなこの感覚で脳内のシナプスが次々と結束していくのを感じる。


エピソード


ドMだから四月からの履修を難しい単位で埋めた。ドMだから学校ある日の半分は夜勤明けで行くことになった。ドMだから、ドMだから…



p(^_^)q

花のはなし



日のよく当たるところにどっしりと幹を構えた桜の木からはもう新芽が見られる。春が本気出してきた証拠だ。


先日、目黒にお花見に行ってきたんですが、尋常じゃなかったですね、人が。
全ての都民が「花見といえばココっしょ!」みたいなノリで集まった結果、川沿いの道はディズニーランド状態。人混みで立ち止まって撮影するカメラ小僧たちをまとめて海底二万マイルに沈めてやりたくなった。

沿道にはサングリア、自家製ソーセージとホットワインを売るオシャレな出店が軒を連ねていて、さすが中目黒といった印象。でも本当はみんな焼きそばが食べたかったりすることにきっと気づいていない。


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はらはら散っていて綺麗だった。



春は花がたくさん咲くからヤバい。


中でもハクモクレンはヤバい。


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まず花がヤバい。電球みたいで超可愛いし、すべて上を向いて咲くのも可愛い。匂いもチョベリグ。木陰で延々と深呼吸したい。

あとコブシもヤバい。


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ハクモクレンよりひとまわり小さい花がお姫さまみたいでアガる。逆にハクモクレンは花弁も厚く、しっとりとした印象でウケる。


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ワンエルで昼飯を食べたときに、テーブルにレンギョウが生けてあった。ヤバかった。



花はヤバい。