Thoughts at 3AM.

記憶の補完

新年の抱負?ないよ[日曜定点観測20141228~20150104]

 

あいさつ

 

あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いします。

ことしも好きな人に好かれる一年であれ。

 

 

ふゆのあいだに読んだもの

 

「どうして人はキスしたくなるんだろう」みうらじゅん 宮藤官九郎

 

おふたりの対談を記録したエッセイ。

酸いも甘いも経験したふたりから「オンナはこう口説け」みたいな処世術を期待してエロ本をジャンプコーナーで読むときぐらいキョロキョロしながら借りたのに中身はロマンチックが止まらないおっさん二人の与太話で期待を裏切られた。最高だ。

永遠の中二と自称するふたりの恋愛失敗談を眺めていると「なんだクドカンもそんなことやってたのかよ」と遠い世界に感じていた脚本家を中学校の自転車置き場で談笑する友人のひとりのように錯覚してしまう。

最初の方の甘酸っぱい部分をよんでいるときに返却期間が迫って返却してしまったのできちんと読了には至っていない。

 

 

二十歳の原点」 高野悦子

 

じつは少し前にも読んだことのあるこの本。

立命館大学に通う高野悦子の日記を彼女の自殺後に父が編纂し出版したという少し変わったスタイル。アンネの日記を想像するとわかりやすい。

自分のかたちが定まらずにうろたえる姿、はじめた酒とたばこ、学生運動のまっただなかのモラトリアムを膝小僧に傷を作りながら走り抜けていく彼女をカレンダーをたどりながら見ることができる。

 

「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」

 

ほんとうにこれ。それこそ首がぽろりと取れるんじゃないかというほど頷いた。

 

あとの題名は忘れてしまった。昨日の朝ごはんレベルの脳内残留度。

 

 

エピソード

 

誕生日に岡のと関と遊んだ。

岡のと立ってると通りすぎてゆく女の子の視線が岡のに集中しているのがまざまざと思い知らされるからめっちゃむかつく。

関は遅刻してきたくせに帰るのはだれよりも早いからむかつく。

 

大晦日に野球部とサッカー部の合同忘年会に参加した。テニス部だけど。

長らくあってなかった人たちとも今度飲み会あるよーと言えばひょいっと集まれる気がする、ハタチって最高だ。

お酒を飲んでいいきもちになるのもいいけれど、その場に自分より豪快に酔っている人を見てしまうとなんだか尻込みしてしまうよね。

 

三年前ぐらいからお正月になると「おまえはいつ酒が飲めるんだ」と繰り返し言ってきた祖父とようやく元旦に杯を交わすことができた。ちょっぴり泣いてた。

なみなみと日本酒が入ったお手製の竹のぐいのみに何度もお酌をしてくるおじいちゃんがなんともいえずかわいらしくてついつい飲みすぎてしまった。

 

手帳が届いた

 

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おわりに

 

小田和正はサイコー